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SIM's memo

Books, Foods, Rock 'n' Roll…and more!

明けました

おめでとうございます。写真は毎年の恒例となりました、寓居から南東方向に拝した初日の出。遠く筑波山へと続く稜線がオレンジと青のグラデーションできれいに描かれているようです。今年も晴天で何よりです。 さてさて、平成29(2017)年がはじまりま…

輝く!積読状態の書籍アワード2016(下)

サブカル?の底力 都築響一『東京右半分』(筑摩書房) 加藤郁美『にっぽんのかわいいタイル』(国書刊行会) 石井英俊『マンホール』(ミネルヴァ書房) 今年も内容はもちろんのこと、装丁や収録された写真のインパクトに圧倒された書籍に出会うことができ…

輝く!積読状態の書籍アワード2016(上)

どうも、大変ご無沙汰しております。お元気でしょうか?毎度のことながら、今年もあっという間に年の瀬となってしまいました。となると、年末恒例の積読状態の書籍から振り返る時期が来たということでもあります。 2016年購入した書籍は138冊。そのう…

後藤明生revisited(下)

後藤明生が醸し出すグルーヴ感に浸ること 『挟み撃ち』は当時の僕にとってはロックであり、リズム&ブルースだった。ちょっと抽象的な表現だけれども、要はこういうことである。日々の労働に浸された身体にとって、リズム&ブルースというスウィング感のある…

後藤明生revisited(上)

ついにコレクションが 最近、後藤明生の周辺が賑やかだ。大変めでたいことである。思えば、彼が亡くなった1999年以降、僕はてっきり、ほどなく全集がでるものだと勝手に思っていた(しかもK談社で)。しかし時は流れ、彼の作品が気軽に読める文庫版も品切れ…

長めの原稿を書いていると

最近、長めの原稿を書いています 最近、とある自治体の下水道史の原稿を書いている。予定枚数は400字詰原稿用紙でおよそ320。卒論以上修論未満といったところか。書きはじめたのは、まだ蝉が鳴いていた頃。途中、資料がなくてペンディングを余儀なくされたの…

書籍を残し利用してもらうということ

先日、毎朝のルーティンワークとして、インターネット上の情報をあれこれ見ていたら、こんな記事を目にした。 「穴水町立図書館が寄贈図書廃棄」 www.chunichi.co.jp あー、またこんなことがあったのか。はてなブクマやtwitter上での反応の多くが、この処分…

写真整理(5)

食い道楽 〜真鶴・足利・宇都宮〜 7月下旬、Uさんに誘われて真鶴へ。鈍行列車で4時間 近く揺られて到着。目的はうまい刺身が食べたい! お刺身定食を注文したが、これがまた色々と出てくる。鯛を中心 とした刺身の盛り合わせ、自家製いかの塩辛(これがび…

写真整理(4)

太田と高崎と 6月中旬、太田市は金山城跡へ。関東七名城のひとつに数えら れ、関東では珍しく石垣がちゃんとのこる城跡だ。ここを訪れ る前に、隈研吾設計のガイダンス施設に行くといい。だけど、 行かなくても十分楽しめる。ちょっと、風雲たけし城を思い…

写真整理(3)

野木町煉瓦窯 6月下旬、修復工事が終了し、新装オープンした野木町煉瓦窯 (旧下野煉化製造会社煉瓦窯)を見学。修復工事直前の201 1年夏に見学して以来の訪問。16角形と長い煙突が美しい。 16角形あるので、入口も16箇所ある。見学では、第11…

写真整理(2)

足尾 6月下旬、数年ぶりに足尾にある古河掛水倶楽部へ行く。ここは、かつての古河鉱業の迎賓館として利用され、今なお古河の福利厚生施設として利用されている国登録有形文化財。中は撮影禁止だったのが残念。ここで美味しいコーヒーがいただける。 古河掛…

写真整理(1)

片品〜日光 5月下旬。沼田経由で片品から金精峠から中禅寺湖へ。途中、片 品村の「花咲の湯」で「アスパラまつり」なるイベントが。ステ ージには地元で活動している女性の歌手がうたっていた。 金精峠を抜け、中禅寺湖畔をぐるりと走る、日光二荒山神社中…

GW

今更ながら、GWに出かけた(仕事含む)ところで気ままに撮った写真を備忘録的に。 桐生の近代化遺産 @桐生明治館(旧群馬県衛生所) 明治11(1878)年竣工の擬洋風建築で国の重要文化財。館内には、明治期に使われていたさまざまなモノが置いてあった。館内…

Gozo & Dylan(Part Ⅱ)

21世紀のAmerican Popular Musicを奏でているDylan 今月(4月)に入って、日本の主要都市でツアーを行ってきたDylan. 一緒に行ったM氏から予めset list&音源を送ってもらっていたので、だいたいこんな感じの曲をやるんだなーとはわかっていた。けれども、…

Gozo & Dylan(Part Ⅰ)

どうもご無沙汰しております。皆様、お元気だったでしょうか?こちらは相も変わらず、俗事にもまれにもまれた日々を過ごしております。が、24・25日の2日間は、僕にとってのコペルニクス的転回をもたらしてくれた2日間でした。主人公は、吉増剛造とBob…

大晦日ら2日までの出来事

今週のお題「年末年始の風景」 豆柴だワン!

明けました

おめでとうございます。写真は昨年同様、寓居から南東方向に拝した初日の出。遠く筑波山へと続く稜線がオレンジと青のグラデーションできれいに描かれているようです。 さて、平成28(2016)年がはじまりました。昨年4つの目標をここで掲げました。け…

輝く!積読状態の書籍アワード2015(下)

ヴィジュアル本で想像の旅を巡る 芳賀日出男『日本の民俗 祭りと芸能』(角川文庫) 二村 悟(監修)『ニッポン産業遺産の旅』(平凡社) 細萱 久美『函と館』(平凡社) さて、今年はヴィジュアル本をそれなりに購入しました。仕事の一環というのがほとんど…

輝く!積読状態の書籍アワード2015(上)

えー、振り返れば、もう年の瀬。相変わらずの貧乏稼業ということで、慌ただしく過ごしております。 さてさて、年末恒例の積読状態の書籍から振り返る2015年。購入した書籍は104冊。そのうち、積読状態の書籍は63冊。実に6割ほど買ったのに読んでな…

読書日記(1)

◯月◯日、西脇順三郎『野原をゆく』読了。70の坂を登ろうとする西脇が、戦前から戦後にかけてあちこちで書いてきた随筆をまとめたもの。「四季の唄」「私の植物考」「詩人の憂鬱」「漂泊」「永遠への帰郷」の5つのセクションに収められている。ちゃんど編…

蚕の世話をする

新しい桑の葉にちょっとだけテンションがあがった蚕(たぶん) 仲間のデザイナーが東京へ泊りがけの出張があるとのことで、彼女が世話をしている蚕の面倒を見ることになった。

ご相談→ご報告

前回の記事で、積読状態を少しでも解消すべく、次に何を読めばいいかと尋ねましたところ、いろいろと選んで下さいました。ここで改めてお礼申し上げます。有難うございます。 そんな訳で、今日から以下の順序で読んでいこうと思ってます。 西脇順三郎『野原…

ご相談

相変わらず、積読状態の書籍が増える一方である。そして、いざ1冊読み終わると、次にどの書籍を読んでいいか途方にくれているのが現状。 そこで、見て下さっている方々にご相談。以下に列挙する書籍の中で、小生が次に読んだらいいんじゃない?という書籍を…

初物二丁(2)

一通り取り分けてもなお皿に残る肉。肉?肉っ!

初物二丁(1)

はじめてのBlue Note Tokyo

再読すること

今年の年頭に掲げた目標のひとつに「再読」があった。今年も残りあと3ヶ月になろうとしているが、今のところこの目標は達成できる見込みはない。そもそも再読をあまりしないから、古きをたずね、新しきを知るために掲げた目標だった。 振り返れば、小説の場…

祈りとまとめと

ひと月近く、そろそろひと区切りつける必要があるかなあと思っていた。今はとりあえず、締め切りや納期に追われ、そこを目指してひたすら進んでいる。そういう時は意外に気が楽。あまり余計なことを考えずに済むからだ。けれども、ふと振り返ると、このまま…

仕事とコミュニケーション(3)

case3:コミュニケーションと段取り 最後に現在進行形の話を。来年3月に刊行予定の書籍の準備をそろそろはじめないといけないと思っている。けれども、急な仕事の対応に終われ、ついつい準備ができないでいる。自分の頭の中では、段取りのイメージが出来上…

ふたつの岸辺で

今年は戦後70年ということもあって、関連するラジオ特番と書籍をつくる機会にそれぞれ恵まれた。ラジオ特番の取材の中で、一組の老夫婦と知り合う機会に恵まれた。 昨秋のこと。いつも世話になっている方へ相談に行った際紹介されたのがきっかけだった。お…

仕事とコミュニケーション(2)

case2:五里霧中でライティング 次のケースは、つい昨夜まであったこと。東京の某制作会社から、国内の世界遺産を紹介する冊子の原稿作成の仕事での話。小生はライターさんに書いてもらった原稿をチェックしたり、場合によっては手直しをしたりするなどの仕…

仕事とコミュニケーション(1)

どうもご無沙汰しております。 夏ですねぇ。 暑いですねぇ。 みなさん、素敵なお盆をお過ごしかと思います。 小生、お盆関係なく、貧乏暇なし、仕事に邁進しております。 仕事に追われ、読書もままならない今日この頃。 最近思うことがあるのです。 なんだか…

久しぶりの休日

前橋の街中を流れる広瀬川

小林多喜二の最期を綴った書簡をめぐって(2)

石井友幸書簡を読む(1) では、今回公開された3通にはどのようなことが書かれているたのか?まず、昭和37(1962)年1月10日付書簡(便宜上、「書簡A」とする)を見てみよう。小林多喜二が築地署で拷問を受けて息をひきとる際、「『日本共産党万…

小林多喜二の最期を綴った書簡をめぐって(1)

2015年2月17日付毎日新聞社会面で「小林多喜二:最期、生々しく…隣室収監の学者が書簡に記す」が掲載された(webサイトでは16日夜配信)。

使い分けの効能

ある日、カフェを3ヶ所使い分けていることに気がついた。 ひとつめはすぐ近所にあるカフェ。打ち合わせなど仕事で利用している。すぐ近くが市役所で駐車場があるため、ちょっと遠方の方でも来やすい。そしてお店の雰囲気もよく、食事が結構おいしいこともあ…

一期一曲(40)

The Isley Brothers "If You Were There"(1973) 半世紀余りのキャリアを通じて、1970年代におけるThe Isley Brothersはとにかくスゴかった。何がスゴいって、ファンキーでありグルーヴィーでありメロウであり、そしてポップだった。R&Bというジャンルの垣…

月1レギュラー

今月から地元のAM局の音楽番組に月に1度レギュラー出演することになった。

長いお別れ

2015年1月7日、大変お世話になった方が亡くなった。

明けまして…

積読状態の書籍で振り返る2014年

なんだか2014年があっという間に過ぎていってしまうと感じるのは、年齢のせいなのだろう。気がつけばもう大晦日。毎年、拙ブログで我が読書を振り返っているが、今年は視点を変えて、2014年に購入し積読状態のままだけれども、気になっている書籍を…

一期一曲(39)

Billy Preston "Nothing from Nothing"(1974) Beatles好きにとって、Billy Prestonというピアニストは忘れられない人である。メンバー間の険悪なムードの中おこなわれた"Get Back"sessionsで、ファンキーなエレクトリック・ピアノを奏でていたのがBillyで…

刹那的だと言われて

友人から「SIMさんは刹那的だからなあ…」と言われた。 これを聞いたとき、思わず考え込んでしまった。 せつなてき【刹那的】 1 時間が極めて短いさま。 2 あと先を考えず、今この瞬間だけを充実させて生きようとするさま。特に、一時的な享楽にふけるさま…

年末恒例行事がやってくる

師走に入り、今年も恒例行事のための準備に取りかからなくてはならなくなる。年末に収録する音楽番組(AMラジオ)で紹介するための選曲だ。気がつけば、今年で4回目。一介の素人に4回もゲストとして招いてくれるパーソナリティーのMさんに感謝しなくては…

一期一曲(38)

The Style Council "The Lodgers (or She Was Only a Shopkeeper's Daughter)"(1985) 1985年の初夏に発売された"Our Favourite Shop"は、The Style Councilの最高傑作と呼ぶに相応しいアルバムであり、当時のイギリスを代表するアルバムでもある。個人的に…

一期一曲(37)

The Smiths "This Charming Man"(1983) The Smithsというバンドは、よくも悪くも(というかそれが全てなのだが)ヴォーカルのMorrisseyとギターのJohnny Marrというふたりの個性による花火をエネルギーとしていたなあと思う。そして、Morrisseyの書くひね…

記憶の結晶

昨日の午前、そぼふる雨の中、戦争体験者の証言を録るためにとある女性の方のお宅へうかがった。その方は大正14(1925)年生まれだから、今年で89歳。ご自宅の急な階段をすいすい昇っていく姿に僕が呆然としていると、「いつも昇っているから元気な…

一期一曲(36)

Buzzcocks "Ever Fallen in Love (With Someone You Shouldn't've)"(1978) 1970年代中頃よりアメリカとイギリスでほぼ同時に起こったPunk Movementの中でひときわ異彩を放っていたのが、イギリスのバンドであるところのBuzzcocksであろう。かれらを見れば…

一期一曲(35)

Average White Band "Cut the Cake"(1975) スコットランドといえば、ウィスキーにタータン、そしてソウル(リズム&ブルース)である。あまり知られていないが、スコットランドではソウル(リズム&ブルース)がかなりもてはやされていたという。その中で…

一期一曲(34)

Steely Dan "Doctor Wu"(1975) Steely Danはするめみたいなバンドである。聴けば聴く程味わいが深くなる。はじめて聴きはじめた時から20年以上経ってもなお、新しい発見がある。その中でも、はじめてSteely Danを聴いたアルバムが「うそつきケイティ」の邦…

思い出すことなど(15)

先日、実家に帰った時、高校の学校誌が雑然と置いてあるのをみつけた。手にとり中身を読んでみると、創立90周年記念でいつもの年よりも少し厚めの仕上がり。各クラスごとにテーマを与えられ論文のようなエッセイのようなものを寄稿してあった。目次を見る…