R：ラジオと論文と

　「頭は低く、志は高く」という言葉がある。誰が言ったのか失念してしまったが、そのモットーを心がけてつくっているものがある。論文とラジオ番組制作だ。いずれも、ひとり親方でなんとかできてしまう。自分自身の心がけと情熱、そして構成力でどうにでもなる。だけど、気持ちの部分がすぐに反映されてしまうところもまた共通している。当然ながら、相手あってのものである。高飛車かつ傲慢な態度では、インタヴュイーや協力者の顰蹙をかう。それ以上に、相手のこころをちっとも動かさない。これでは、いいものはつくることはできない。だからこそ、どんな状況でも、どんなに人に言われようと、志だけは高くもちながらつくっていきたい。小手先のものは、すぐ見抜かれるので。
　
　さて、現時点の話。俗事や自分自身のことでやるべきことがあって、なかなか手がつかない。論文だって、来月締切の研究会誌への投稿論文のこともある。書きたい内容はあるのだけど、果たして論文の体を成せるかどうか。仮に今書いたとしても、準備不足で中途半端さは否めない。だけど書きたい。ラジオ番組制作については未定。やりたいことはあるんだけど、端緒がつかめない。ただ、やるべきことはまだあるんですけどね。それを先延ばししようとしている自分の気持ちにイライラする。