SIM's memo

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Funny

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    Ray Charles "Ray Charles"(1957)


 朝3時に起き、カーテンを開け窓越しに外を眺めると、あたり一面雪景色。しかも風が強いせいか、粉砂糖のような雪が舞い上がっている。雪は街灯に照らされ、あたりは靄がかっているかのようだ。時計をみると、5時15分。iTunesからは、ランダムに曲がかかっている。今聴いているのは、The Jackson 5の"The Love You Save"。軽快なpop tune。その次がRay Charlesの"Funny(But I Still Love You)"。

I don't know who was right or who was wrong
All I know as I'm so tired, so tired of being alone
But if you care, like I care
Catch the next stream line, bring yourself back here
Oh, baby, my baby
Funny, but I still love you

だいたい「好き」っていう感情は、"but I still love you"がつきものである。ここでいう"love"は、どちらかというと普遍性のある"love"というよりも、限定的な意味が強いような気がする。自分の気持ちの中では"love"の感情は普遍性があると信じている(あるいは思い込んでいる)けど、客観的に眺めれば、きわめて限定的で局所的な感情に過ぎない。まあ、だからこそ"love is blind"なんて言葉もあるわけだし。Ray Charlesのこの歌は"funny"ということで、自分の感情を自嘲(ちょっと客観視)している。そういえば、自分自身の"love"って、"serious"というよりもいささか"funny"な面があるなあと思っているうちに、Dionne Warwickの"Are You There(With Another Girl)"がかかっていた。この時間にかかっている曲をリストにまとめて、CDにやいておこう。そして、大切な人にあげようかなと思う。風雪であたりが見えなくなっている明け方の思い出に。