SIM's memo

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初物二丁(2)

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       一通り取り分けてもなお皿に残る肉。肉?肉っ!


誰がWolfgangなのか?たぶん皆だ

 よく温められたお皿が各人の目の前に運ばれること数分後、3ポンド分の肉が運ばれてきた。
ヒレにサーロイン、そしてTボーン。長期間熟成されたアメリカンな肉たちが900℃のオーブンで焼かれてしまうのだから、
まったくアメリカ人のやることはエグイなあ、と店員さんが取り分けている間ボーッと想像しつつ、目の前には肉。
噛みごたえがあり口の中に肉汁が広がる。そして飲み込んだ後、どこからともなくアメリカからの風がフワァっと吹いてきた。
ここはアメリカだ。
喉が痛いのを忘れて、ひたすら肉と向かい合う。肉との対話ができるのが、この店の魅力のひとつだろう。ちなみに、ライスはメニュー欄のvegetableに入っておりました。アメリカン。
 肉との対話が終わったのち、同行したデザイナーさんが数日前に誕生日だったので、こちらを用意。
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アイスクリーム3種盛とNYチーズケーキ。甘さからもアメリカの風を感じた。
♪Happy Birthday〜と唄いました。おめでとう年女。いい一年でありますように。
 

いよいよ、Blue Note Tokyo

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 そして、本日のメインイベント、Robert Glasper trioの演奏を聴くべくBlue Note Tokyoへ。
18時半前に入ったのだが、食事をしているお客さんですでに満席に近い。そういえば、sold outだと聞いていた。
となりには、はじめて来たと思しき女性と過去に何度もやってきたと思しき男性。二人ともワインをガンガン飲んでいた。
 さてさて、19時すぎに開演。のっしのっしと登場したRobert GlasperはNIRVANAのTシャツを着ていた。個人的には、これでまずひとつかみされた。続いて、演奏がはじまり、華麗かつ流麗なGlasperのpianoとアグレッシブなdrums、クールなbassが徐々に渾然一体となり、
フワーッとふたつかみ。あとは、Like a Rolling Stonesという有様。
 
 とても素晴らしいパフォーマンスで、さすが今一番勢いのある人たちだけあって、お客さんを満足させて1時間20分で終了。Jazzを聴いているという感じではなく、rockを聴いた爽快感があった。なので、満足しきった中年4人はてくてくと原宿駅まで歩いて帰った。しかもベン&ジェリーズのアイスを食べながら。
 

カヴァード

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ブラック・レディオ

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