SIM's memo

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尾道漫遊記(1)

岡山へ

 4月4日から6日にかけて、岡山・尾道・高松へ旅に出た。今年に入り、ずっと俗事に揉まれ続け、心も身体もすり減っていたので、ここいらでリセットしたかったためだ。
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 初日、快晴。朝7時の新幹線で宇都宮を出立。8時過ぎにはすでに東海道新幹線の車中にいた。最近、岩波現代文庫で再販された瀬戸内寂聴の『諧調は偽りなり』が面白く、すぐに1冊読了。景色をあまり堪能はしなかったものの、雪をまとった富士山が綺麗だったので思わず撮影。11時半にはもう岡山に着いていた。
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  岡山駅前の桃太郎たちの像には必ずハトがとまっている。
  てっきり、ハトも桃太郎のお供かと思った
 
 
 岡山へ着いて、路面電車で中心街へ。旅先で書店を訪れるのが好きなので、紀伊国屋書店へ行く。その後、お昼を食べようと歩くも、なかなか決められず。その後、下着を買おうとユニクロがある駅前のイオンへ。そして隣接する高島屋でかつおのたたきを食べる。地場のものをまた食べ損なった。そして、定宿のある倉敷へ移動。
 
 約3年ぶりの倉敷は、特になにも変わっていなかった。駅近くのコンビニへ入れば、派手な化粧をした女性たちがいたし、ヤンキーっぽいお兄ちゃんもいた。なにも変わっていない。久しぶりに来た感じがあまりしなかった。脳内には、Procol Harumの”She Wandered Through the Garden Fence”が流れていた。
 宿へ向かう前に、駅前の天満屋の地下でお土産を購入。そして15時にチェックイン。早々に大浴場へ向かう。誰もいない大浴場は贅沢だ。このために、わざわざ遠くまで来たと思うと嬉しくなった。
 風呂を出で部屋に戻った後、仕事の後処理が実はまだ残っていたので早々に片付ける。机に置いてあったマッサージの案内を見て、せっかくだからとやってみようと予約を入れる(実は初めてなのだ)。17時過ぎ、頭皮と顔面のマッサージを受けた。あれこれ話をしながらあっという間に時間が経ってしまった。気持ちが良かった。その後、部屋にもどって読書。明日は尾道だ。(続)