SIM's memo

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息抜きの方法がよくわからない(承前)

 そんな訳で、昨日市内の大型ショッピングセンター内にある書店へ足を運んだ。目的は一昨日発刊した担当本チェック。人文系・郷土本系はどうしてもあまり目立たない棚に置かれてしまう。ここの書店は、土曜日ということもあり賑わってはいたものの、棚周辺には誰もいなかった。
 私の担当した本は表紙カバーは目立つようにしたにもかかわらず、なんだか目立たない場所に置かれていた。なので、なんのためらいもなく目立つ場所に勝手にかつこっそり移動。ライバルの出版社の書籍を横目にみながら、ライバルの出版社の書籍をじんわり目立たない場所へ追いやる。果たして、こんなことをしたところで、一人でも多くの方たちの手に届く訳ではないのは痛いほどわかっている。だけど、やらずにはいられない。広大すぎる荒れ野を先が見えないとわかりながらも、実りの秋を信じて耕すようなものである。
 
 結局、書店へ行っても仕事のようなことをしてしまい、息抜きができなかった。曇天の下、ドライブをしようとするも、今一つ気持ちものらないし、ましてカフェやら喫茶店やらでお茶しながら読書もしたい気持ちも失せていた。気がつけば、ずっと目眩に似たクラクラするような感覚がある。首や肩甲骨が凝っているのが自分でもわかるくらい。なんだかなあ、である。
 
 やっぱり、1日くらいは仕事のことなど何もかも忘れるような状況をつくらないとダメかもしれない。パフォーマンス向上という意味でも必要なのだろう。