SIM's memo

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僕の平成史(6)〜やっぱり音楽がそばにあった〜

 平成6(1994)年は田舎者(私)が人が多い場所へ進学のため移住した年である。移住早々にしたことは、CDを買ったことである。それもなぜかSweetの"Give Us a Wink"邦題は「甘い誘惑」。しかし、なぜこれを購入しようとしたのか、まったく思い出せない。その数日後に購入したのがSUGAR BABEの"SONGS"で、これは4/10発売当日に購入した。なぜなら、発売を心待ちにしていたから。このアルバムの思い出については以前本ブログで書いたので省略するが、四半世紀前のちょうど今頃を思い出す。
 その後購入したのが、Jeff Beck Groupの"Orange Album"の名で親しまれているアルバム。そして、今では忘れられたグループのような気もするMother Earthの"People Tree"はAcid Jazzレーベルから出た傑作。当時の私は、カート・コバーンが亡くなったショックを片隅に置きつつ(生きていれば、という表現はあまり意味はないけど、52歳という響きにちょっと意外な感じもする)、このアルバムとThe Style Councilの"Café Bleu"を聴きまくった。とにかくイケてない田舎者の内面には、ファンキーでアーシー(!)な音が鳴り響いていた。いつも心にSmall Facesがいた訳である。
 とはいえ、夏になれば、The Beach BoysやNed Dohenyなどチャラい?感じのウエストコーストの音楽も聴いていたので、それなりに楽しんでいたような気もする。やっぱり、いつも心に音楽があったのは幸福だったという証拠なのだろう。(続)

甘い誘惑+2(紙ジャケット仕様)

甘い誘惑+2(紙ジャケット仕様)

ソングス

ソングス

ジェフ・ベック・グループ(紙ジャケット仕様)

ジェフ・ベック・グループ(紙ジャケット仕様)

PEOPLE TREE

PEOPLE TREE

カフェ・ブリュ(紙ジャケット仕様)

カフェ・ブリュ(紙ジャケット仕様)