僕の平成史(8)〜平成最後の日と鰻重〜
平成8(1996)年以降、これといって特筆すべきことは私にはなかった。確かに東日本大震災や家族のことなど色々あったが、若い頃のインパクトを考えると、それほどでもないような気がしてきた(なので、前回の僕の平成史からだいぶ時間が経ってしまった言い訳にはならないだろうが)。
今日は雨の中、これまた雨に縁の深い群馬は板倉に鎮座する雷電神社参道の小林屋で鰻を食べてきた。ここの名物はなまずの天ぷらとたたきあげなのだが、鰻がびっくりするくらいリーズナブル。並で1750円、上で2,000円、特上で3,300円。同行した社長から鰻重をふたつ食え!と言われ、上を2ついただく。鰻はもちろん美味だが、甘じょっぱいタレとからむごはんがとても美味しかった。美味しいお米を食べるのは幸いである。
いろいろあった平成30年と4ヵ月、その最後で鰻重を2ついただけたのと、帰り途中にデニーズでチョコレートサンデーを食べられたのは幸いだった。食べ過ぎた。夕方、退位礼正殿の儀のTV生中継を観ることもできた。なんだか、大晦日のような雰囲気がしてきたが、元号が変わるというのは、日本で暮らすとひとつの大きな節目だというのを痛感した。
明日から、新しい元号のもとで過ごす。とはいえ、あまりピンとこない。変わらず過ごせればいい。