2013-01-01から1年間の記事一覧
2013年があと1日で終わろうとした今朝、とっても悲しい知らせが届いた。大瀧詠一氏が急逝した。まったく予測もしていなかったことなので、今でも動揺していて悲しい気持ちである。 氏の音楽に巡り会ったのは16の時。以来20年以上、氏の仕事を一ファ…
以前、2013年は小説をまったく読まなかったと述べた。しかし、これはかなりの嘘つき(と物忘れ)で、何冊かは読んでいた。
2013年は例年になく、よくCDを購入したし、よく音楽を聴いてきた。ここ数年、音楽への情熱というものはあまりなかったように感じていた。しかし様々な人との出会いなどを経て、改めて素晴らしい音楽とも巡り会えた。そんな2013年に比較的よく聴いて…
プルーストの『失われた時を求めて』で、主人公が紅茶に浸したマドレーヌから、過去の記憶が喚起されたように、その土地で食べたものがそこの記憶と分ち難く結びつくことがある。僕にとっての金沢の記憶は、まさにそうだ。
ここ最近、公私ともにやることなすことうまくいかない。気持ちは、ここ最近味わったことがないほどささくれ立っているし、イライラもしている。仕事もうまくいかないし、プライヴェートもうまくいかない。すべて悪い流れになっているように感じる。 心身の不…
昨夜、年末恒例の正月特番の収録にゲストとして参加した。今月はじめの拙ブログで話をした番組である。
つづいては、こちらのジャンルから振り返ってみる(あまり長くならないよう気をつけます)。
続いてはこちらのジャンルで印象に残った書籍を振り返ってみたい。
今年も残すところ、あと半月をきった。2013年の読書は、例年にくらべてそれほど沢山読まなかった。とはいえ、良書と巡り会えたのはたしか。節操なくここで振り返るのもなんなので、テーマごとに数回に分けて振り返りたい。
直線道路ではなくても、くねくねした道でも、とかく平坦な方が人生はいい。この価値観は人それぞれだろうけど、ジグザクしているような浮き沈みの激しい人生は、とかく疲れる。
(九鬼周造「情緒の系図」より) 人の記憶はそれぞれで違うのだろうけど、かなしみの記憶とよろこびの記憶ではどちらがより強く残っているのだろう?
今日は大石内蔵助以下、赤穂浪士が吉良上野介邸へ討ち入りした日である。つまりXデーである。そういえば、2013年はXデーと呼べる日が何回かあったなあ、と思った。 まずは3月末日。記念特番のO.A.日。前日まで編集をしていて、もうこれでいいやと思って…
ひところ、「あなたはわかってない」と言われることがよくあった。言ってくるのは、もっぱら女性しかも親しくしている人からだった。言われた時、こころが重くなったのと同時に、やっぱり人のこころはわかりかねる、という無責任と謗られても仕方ないような…
果てなき露地をゆくバガボンド (キリンジ "汗染みは淡いブルース") 就寝中、ぺたんとした布団にくるまりながら思うことがある。つくづく自分は流れ者だなと。
りんご(♀:14歳)写真は1年前。だけど見た目は変わらず 以前のブログ記事で、僕は動物が好きではないと書いた。それは今でも変わらない。しかし、実家にいる「りんご」という猫は特別である。
あれこれ考えすぎる傾向がある。不安になるので、それをなんとかして解消しようともがく結果である。昔より今はだいぶ改善されまして…といいたいところだが、実際はあまり変わってない。心配性なのである。たとえば、相手がいる仕事で、こちらがあれこれ催促…
石室(石造りの埋葬施設)の入口(車塚古墳) 先日、仕事でまたもや古墳&神社へ行ってきた。テーマは「大谷石」。
神の恩寵が光となってふりそそぐステンドグラス 写真撮影のお願いと下取材のため、日光東照宮からほど近い日本聖公会 北関東教区 日光真光教会を訪れた。
師走に入ると、そろそろ恒例行事の準備に取りかからなくてはならなくなる。それは、年末に収録する音楽番組(AMラジオ)で紹介するための選曲だ。
あ?おめえ、どこ中だよ? ╲き、北中でっす!╱
曰く付きの宇都宮城址公園・清明台(櫓) 仕事に必要な書籍を買いに行こうと紀伊國屋書店が入っているPARCOまで息抜きがてらぷらぷらしてきた。
先週給料日だったのに、もう次の給料日を指折り数えて待っているSIMです。今はそのことしか楽しみがないという哀しみ。あたりを見渡せば、すっかり晩秋一色。♪All the leaves are brown and the sky was grey〜とMamas & Papasも唄っておりましたが、ここ田…
どこまでを週末とするかは置いておいて…。 快晴の土曜日、珍しく出かけていた。取材調査を兼ねて、足利市内にある文化財特別公開のイベントへ行ってきた。
「タンスのこやし」という言葉がある。僕の場合は「机の上の防壁(北側)」が相当する。しかし、見ての通り、この防壁、結構低い!ていうことは、すぐ壊せる(=読める)のでは?と思ってしまう。ところがどっこい。近くて遠い好きな女の子のように、なかな…
高校時代のことを思い出すと、ほとんどいい印象をもっていない。まず悲しく寂しい思い出が浮んでくる。友達があまりいなかったこと(いつもひとりで行動)、失恋、友人の死etc...。男子校ということもあり、思い出はモノクローム(大瀧詠一)である。 そんな…
一瞬先は闇 今週月曜日の夕方、あたりはすっかり暗くなり、家路を急ぐ多くの車で渋滞していた細い道。信号待ちをしていた僕は、渋滞真っただ中だった。前の車が動きはじめたので、ノロノロと走らせたとたん、対向からやってきたおばあちゃんが乗る自転車が、…
何故ぼくはAVを見続けるのか? 前回の記事で、ぼくは「何故AVを見続けるのか?」という問いに対して、「AVを通じて『ぼく』という存在をつねに対自化していかないと不安なため、そしてそんな不安な状態にもかかわらず、それが揺籃のように心地よく、逃げ場と…
AV女優という存在 そもそも、AV女優というペルソナには、「性の商品化」あるいは「自由意志」がくっついている。そのペルソナを身につけながら、彼女たちはカメラに向けて饒舌に「わたし」を語る。「AV女優」というペルソナは基本的に、だれかから強制的にさ…
2013年9月のおわり頃に書いた記事のアクセスがやたらと多かった。調べてみると、"Gunosy"という登録者の興味にあった情報を収集してくれるサイトからのアクセスだった。
20日の日曜日。雨風が強い中での弟の結婚式だった。式自体は簡素なものだったけど、これはこれでいいかもしれない。派手な演出は参加する方がひいてしまう。主役は弟夫婦ではなく、もうすぐになるかれらの娘だった。 夜11時から、以前制作した番組の再放…