SIM's memo

Books, Foods, Rock 'n' Roll…and more!

2015-01-01から1年間の記事一覧

輝く!積読状態の書籍アワード2015(下)

ヴィジュアル本で想像の旅を巡る 芳賀日出男『日本の民俗 祭りと芸能』(角川文庫) 二村 悟(監修)『ニッポン産業遺産の旅』(平凡社) 細萱 久美『函と館』(平凡社) さて、今年はヴィジュアル本をそれなりに購入しました。仕事の一環というのがほとんど…

輝く!積読状態の書籍アワード2015(上)

えー、振り返れば、もう年の瀬。相変わらずの貧乏稼業ということで、慌ただしく過ごしております。 さてさて、年末恒例の積読状態の書籍から振り返る2015年。購入した書籍は104冊。そのうち、積読状態の書籍は63冊。実に6割ほど買ったのに読んでな…

読書日記(1)

◯月◯日、西脇順三郎『野原をゆく』読了。70の坂を登ろうとする西脇が、戦前から戦後にかけてあちこちで書いてきた随筆をまとめたもの。「四季の唄」「私の植物考」「詩人の憂鬱」「漂泊」「永遠への帰郷」の5つのセクションに収められている。ちゃんど編…

蚕の世話をする

新しい桑の葉にちょっとだけテンションがあがった蚕(たぶん) 仲間のデザイナーが東京へ泊りがけの出張があるとのことで、彼女が世話をしている蚕の面倒を見ることになった。

ご相談→ご報告

前回の記事で、積読状態を少しでも解消すべく、次に何を読めばいいかと尋ねましたところ、いろいろと選んで下さいました。ここで改めてお礼申し上げます。有難うございます。 そんな訳で、今日から以下の順序で読んでいこうと思ってます。 西脇順三郎『野原…

ご相談

相変わらず、積読状態の書籍が増える一方である。そして、いざ1冊読み終わると、次にどの書籍を読んでいいか途方にくれているのが現状。 そこで、見て下さっている方々にご相談。以下に列挙する書籍の中で、小生が次に読んだらいいんじゃない?という書籍を…

初物二丁(2)

一通り取り分けてもなお皿に残る肉。肉?肉っ!

初物二丁(1)

はじめてのBlue Note Tokyo

再読すること

今年の年頭に掲げた目標のひとつに「再読」があった。今年も残りあと3ヶ月になろうとしているが、今のところこの目標は達成できる見込みはない。そもそも再読をあまりしないから、古きをたずね、新しきを知るために掲げた目標だった。 振り返れば、小説の場…

祈りとまとめと

ひと月近く、そろそろひと区切りつける必要があるかなあと思っていた。今はとりあえず、締め切りや納期に追われ、そこを目指してひたすら進んでいる。そういう時は意外に気が楽。あまり余計なことを考えずに済むからだ。けれども、ふと振り返ると、このまま…

仕事とコミュニケーション(3)

case3:コミュニケーションと段取り 最後に現在進行形の話を。来年3月に刊行予定の書籍の準備をそろそろはじめないといけないと思っている。けれども、急な仕事の対応に終われ、ついつい準備ができないでいる。自分の頭の中では、段取りのイメージが出来上…

ふたつの岸辺で

今年は戦後70年ということもあって、関連するラジオ特番と書籍をつくる機会にそれぞれ恵まれた。ラジオ特番の取材の中で、一組の老夫婦と知り合う機会に恵まれた。 昨秋のこと。いつも世話になっている方へ相談に行った際紹介されたのがきっかけだった。お…

仕事とコミュニケーション(2)

case2:五里霧中でライティング 次のケースは、つい昨夜まであったこと。東京の某制作会社から、国内の世界遺産を紹介する冊子の原稿作成の仕事での話。小生はライターさんに書いてもらった原稿をチェックしたり、場合によっては手直しをしたりするなどの仕…

仕事とコミュニケーション(1)

どうもご無沙汰しております。 夏ですねぇ。 暑いですねぇ。 みなさん、素敵なお盆をお過ごしかと思います。 小生、お盆関係なく、貧乏暇なし、仕事に邁進しております。 仕事に追われ、読書もままならない今日この頃。 最近思うことがあるのです。 なんだか…

久しぶりの休日

前橋の街中を流れる広瀬川

小林多喜二の最期を綴った書簡をめぐって(2)

石井友幸書簡を読む(1) では、今回公開された3通にはどのようなことが書かれているたのか?まず、昭和37(1962)年1月10日付書簡(便宜上、「書簡A」とする)を見てみよう。小林多喜二が築地署で拷問を受けて息をひきとる際、「『日本共産党万…

小林多喜二の最期を綴った書簡をめぐって(1)

2015年2月17日付毎日新聞社会面で「小林多喜二:最期、生々しく…隣室収監の学者が書簡に記す」が掲載された(webサイトでは16日夜配信)。

使い分けの効能

ある日、カフェを3ヶ所使い分けていることに気がついた。 ひとつめはすぐ近所にあるカフェ。打ち合わせなど仕事で利用している。すぐ近くが市役所で駐車場があるため、ちょっと遠方の方でも来やすい。そしてお店の雰囲気もよく、食事が結構おいしいこともあ…

一期一曲(40)

The Isley Brothers "If You Were There"(1973) 半世紀余りのキャリアを通じて、1970年代におけるThe Isley Brothersはとにかくスゴかった。何がスゴいって、ファンキーでありグルーヴィーでありメロウであり、そしてポップだった。R&Bというジャンルの垣…

月1レギュラー

今月から地元のAM局の音楽番組に月に1度レギュラー出演することになった。

長いお別れ

2015年1月7日、大変お世話になった方が亡くなった。

明けまして…