SIM's memo

Books, Foods, Rock 'n' Roll…and more!

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ダイエット(承前)

訳あってダイエットをはじめてから10日余。順調に体重が落ちており、はじめた時よりも既に6kg減っている。こう書くと少し驚かれるのだが、別に無理をしている訳ではない。運動といっても、用があって自転車に乗るか散歩(約20分)くらい。なので、運動ら…

反=恋愛小説として 〜漱石『門』を読む(3)〜

門をくぐれた御米、くぐれなかった宗助(1) もともと身体が丈夫ではない御米が、精神的疲労と緊張感から「発作」で寝込んでしまう場面がある。そこに至る伏線を箇条書きしておこう。

反=恋愛小説として 〜漱石『門』を読む(2)〜

御米という存在 野中宗助の妻御米はどう描かれているのか。まずはこちらを読んでみよう。

Miscellaneous impressions

またひとつ年をとった。 午前に免許の更新をしてきた。写真をみると、更新の度に容疑者面してきたと思う。これをテレビに出されたら、間違いなく「あいつ悪そうだなあ」という面構えである。午後、夕方人に会う前に、紀伊國屋書店で本を買う。自分へのプレゼ…

ダイエット

訳あって、ダイエットをはじめる。以前もやったトマトスープをメインとしたダイエット。嫌いなキャベツ、好きなセロリの他にタマネギやパプリカを入れる。このスープはすぐにげんなりするので、なるべくおいしく食べようと今回は昆布で出汁をとることにした…

反=恋愛小説として 〜漱石『門』を読む(1)〜

明治43(1910)年に発表された漱石の『門』を久しぶりに読み返した。最近、あまり小説を読まなかった(読めなかった)が、一気に読了した。今読んでも古さを感じさせない。あれこれ、問いがちりばめられている。これこそ、文学の文学たる由縁だろう。…

悩むこと

ひところ、『悩む力』という書籍がかなり売れたのは記憶に新しい。僕自身、よくあれこれどうでもいいことで悩んでいる。そういう意味では、「悩む力」はあるのかもしれない。だけど、振り返ってみて、所詮表層的なところで撞着しているだけの話である。滑稽…

M:Most of us are sad

喜びの時は一瞬だけど、悲しい時は長く静かにひきずる。質量化してみれば、おそらく同じ割合なのだろうけど、感じ方はまったく違う。漱石の『草枕』の冒頭は有名だけど、読んでみると、ベースにあるのはロングテールのような長い長い哀しみのような気がする…

思い出すことなど(7)

先日、荷物の整理のため神奈川の家へ行った。今ではマンションが林立し、駐車場が増えてしまい、大変つまらない街になってしまったなあ、と行く度に思う生まれ故郷。今から20年程前には、商店街をふくめて活気があった。そうした中、僕にとって思い出深い…

L:Love

梅雨入り宣言直後はたいてい晴れるという、個人的な見解があるのだが、今年はどうも空梅雨のようだ。梅雨特有のhazyな雰囲気は好きじゃないが、稲や野菜の生育に影響がでそうで心配である。こりゃあ、男根様と女陰様のエネルギーで雨乞いした方がいいかもし…