文体診断
たまたま、はてなのトップページをみていたら、面白そうな記事を発見。文体診断ロゴーンというサイトだ。自分が書いた文章をコピペして「診断する」をクリックすると、64名の著者と自分が書いた文章の傾向(一致指数)がベストとワーストのランキングでわかるもの。
で、ぼくも早速試してみたのだが、ベスト3は結構変動しているのだが、ワースト1は、どれをやっても岡倉天心だった。ここで、診断サンプルになっている岡倉天心の「美術上の急務」を早速読んでみた。思いのほか読みやすい。というのも、論がはっきりしているから。英文を書いていた人だから、主張があって、その根拠となすことをいくつかに分けて論じている。倉島保美氏が喜びそうな文章である。
ということは、ぼくの文章は論理的ではないということか。自分では、読みやすいように、気を遣って書いていたつもりだった。しかし、論理的かと言われると、おそらく違うのだろう。だって、『徒然草』のような、いわゆる随筆ってやつだからだ。と、悪あがきをしている。面白いので、試してみて下さい。
- 作者: 倉島保美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/11/21
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