SIM's memo

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D:達磨図のような髭面

 こちらでも再三書いているが、ただいま来週末放送予定の特番の編集をやっている。併せて、別番組の予算管理書類をもまとめたりしているので、もうてんてこ舞いである。そういう時はどうなるかというと、髭面になる。ふだん丸刈りなので、髭面になると極端な話、白隠の達磨図みたいになる。で、帽子をかぶってもいるので、余計に怪しい。一度、所用があってメガネ+髭面+帽子で県警本部へ行ったら、いつもなら呼び止められないのに、すぐに呼び止められた。その日の晩に髭を剃ったのは言うまでもない。
 
 人は見かけが大切だという。確かにそうだ。ぼくは元々目鼻立ちがはっきりしているので、髭面だろうがそうじゃなかろうが目立つ。丸刈りなので尚更目立つ。そういえば、退職された自社の営業さんとエレベーターでばったりあって、普通に目を見て挨拶しただけなのだが、かなりビビられた。同僚からも、目が鋭いとも言われた。本人、いたってチキンで小心者なんだけどなあ。
 
 という訳で、今日も天知茂ばりに眉間にシワを寄せて、難しそうな顔をして(たであろう)歩いていたら、出エジプト記のモーセが紅海を渡ったが如く、さあーっと道ができた。いろいろな解釈が可能だろうが、僕は一応有難いように解釈するつもりだ。